神戸から春のお便り
2014年 03月 17日
いかなごの季節となりました。
今この時期は外へ出ると各家庭からいかなごを炊いてる匂いがしてきます。
いかなごの釘煮を作り親戚や知人に送るのが習わしとなりました。
いかなごの解禁と同時に魚やさんに行列ができます。
垂水、明石、淡路 から水揚げされたいかなごの到着を待つのです。
いかなごは鮮度が何よりですのですぐ買い、すぐ作る が美味しく出来るコツなんです。
これができるのは近くに魚やがあるかどうかです。
でも最近はデパートにも売られてるようで、庶民の味もずいぶんと出世したものです。
いかなご 瀬戸内海沿岸で2月下旬から3月ごろまでのほんの短い期間しかなく、
この時期に捕れたいかなごを釘ににして保存食とします。
いかなごの名称は地方によりその呼び名が違うようですが、釘煮を作るのは
どうも近畿だけのようです。
釘煮 発祥地はどいうも神戸垂水区の漁港でその昔庶民の保存食として作り始め
のち漁港近くの商店街や魚やで宣伝して売り始めて広まり現在に至っています。
この時期にはスーパーには砂糖あタッパーの売り場が設けられたり
郵便局ではいかなご便のサービスもあります。
釘煮の作り方は基本的には醤油 砂糖(ざらめ)みりん 生姜ですが
これもかく家庭でそれぞれ少しずつ違い 皆我が家がのが一番と思っています。
今朝がた早朝のnhk でいかなごのことが放映されたいました。
これだけ宣伝?されるので庶民の味がぐんと昇格ですがいいような、困ったような?
我が家では白いご飯に少しのせるかぐらいですが、お酒の友にもいい様です。
↑飲めないのでお茶受けに ↓ て巻きも意外といいですよ
寿司めしの大葉 梅肉 おしんこ(細かく細く切って)釘煮を乗せて
ノリで巻くといくらでも食べれます。
普通のノリ巻きにしても美味しくいただけます。
最近は講習会もでき若い人が作ろうとしています。
又スーパには釘煮用に作られた調味料まで売られ始めました。
ブ^ムとは恐ろしいものですね。
by capira
| 2014-03-17 11:38
| 日記
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